ブータンの病院でのやり取り

3日ほど前から風邪を引いており、昨日ぐらいにだいぶ回復したと思って油断したところ、

うっかりぶり返したのか今朝方だいぶ悪化してしまいました。



さすがに病院に行くか、と思って病院に行ったのですが。。。

結果、「風邪で病院に行った私がばかでした」と思いながら帰宅することになりました。



いくつか、今日のお医者さんと私の会話をご紹介。




【エピソード1:ごはんが食べれません】

私:「3日前から熱と頭痛があり昨日少しよくなったのですが昨夜から吐き気がします」


医者:「ごはんは食べれてる?」


私:「昨夜からは、吐き気がするのでごはんも食べれていません・・・」


医者:「あ、なんだ、ごはん食べれてないの。だから具合悪いんだよ!」


・・・・違うよ。逆です。まさかのループ




【エピソード2:横になる】

(3日前から具合が悪く臥せっており、今日病院に行ったところ混んでいたので、廊下のソファで1時間ほど横になって順番を待った上で診療室へ)

医者:「うーん、たしかにキミ、具合悪そうだねぇ」


私:「はい・・・」


医者:「ちょっと、しばらくここに横になっててくれる?」


私:「はい」

(10分後)

医者:「どう?治った!?」


・・・・。んなわけない



【エピソード3:脈とり】


医者:「じゃぁ脈をみよっか」


私:「はい、お願いします」


(先生、私の手首をとる)


医者:「いやー、きみ、ブータン人じゃないんだね!びっくりしたよ。民族衣装だし、見た目も似てるからさ、てっきりブータン人だと思ってた。でも、名前がTamakoって見たことないからさ。受け付けの間違えかと思って。なにの書き間違えだろう、Lhamoかなぁ、Tashiかなぁ、なんだろう、って思っててさ。そっか、日本かぁ、日本のどのへん?」


私:「先生、いま脈数えてますでしょうか・・」


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結局、風邪のお薬だけ処方していただいて帰ってきました。

念のためいうと、ブータンにはけっこう立派な病院があります。

今日行った病院も、実はMRIもCTも完備している、しっかりした病院。

しかしブータンでは、風邪は日常茶飯事なので、

「ま、ごはん食べて寝りゃいいんだよ」という気持ちが強いかと思います。

今日先生も、「うん、風邪。ノーマルノーマル!」とおっしゃっていました。

(通常、ノーマルって英語で健康って意味で使うと思うんですけどね)


ごはんを食べ、水分をとり、あたたかくして休もうと思います。



ブータンの病院


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