ブータンからの祈り
昨日、ブータンの国王が、日本で地震の被害にあわれた方のために、
バターランプに火を灯して祈りの儀式をされました。
在ブータンの日本人が呼ばれ、国王、僧侶たちと一緒に祈りをささげました。
この儀式は、国王が日本の様子を知って、たまらなくなり、
とにかく日本のために祈りたいと思い、急遽開かれたそうです。
国王は、
「ブータンのような小国にできることは限られていますが、せめて、精一杯祈らせてほしい。
気持ちを強く持ってください」
とコメントくださいました。
国王は、地震が起きた日は、
ずっとテレビでBBC、CNN、NHKを観ていたそうで、寝れなかったとのこと。
「私たちは、いつも日本のために祈っています」
と。
また今朝は、首相をはじめ政府主催の祈りの儀式がありました。
日曜日にもかかわらず、首相、閣僚、次官たちが集まり、祈りをささげました。
首相はじめ、みなさんひとりひとりが握手をし、声をかけてくださり、
「私たちはみんな日本のために祈っている」
「日本のみなさんに、この祈りが届きますように」
「日本は、きっと立派に復興すると信じている」
など、日本の方へのメッセージを預かりました。
遠くの、小さな国であるブータンですが、国として、日本のために、祈っています。
この祈りが、通じますように。