夜の八百屋、秋の味覚

今日は午後から町に出て、カフェでのんびりし、帰りに近くの八百屋さんに寄りました。

細い通りに、八百屋さんが並んでいます。

夜暗い中、白熱灯の灯りに照らされる野菜・果物はとても魅力的に見えるので、ついつい買いそうになってしまいます。


しかし、夜にこの辺のお店で野菜や果物を買うというのは、あまり賢い買い物ではありません。どのくらい賢くないかというと、みかんを近所のスーパーの特売日に買わず、夜仕事帰りにコンビニで買う、というぐらいに賢くないのです。
このあたりの主婦は、だいたい週末の朝に開かれる市で野菜はまとめ買いしているようです。


でもやっぱりこのきれいな色に惹かれ、どうしても夜家で果物が食べたい気分になってしまい、


みかん購入。


ブータンにも、みかんがあるのです。早生みかんのように緑色をしていますが、これが食べてみると甘い。皮をむくと、みかんの香りが強くします。味のうすいハウスみかんみたいな味ではない、濃い味です。あと、粒がしっかりしていて、少しポンカンみたいでもあります。


一回誘惑に負けると、あとは早いもので。

結局、今日はこんなに秋の味覚を買ってしまいました。
みかんと、柿と、ザクロです。

本当に、日本の秋のくだものと変わりません。

買ったくだものは新聞紙で作った袋に入れてもらい、抱えて家路に。

すっかり気分がよくなり、帰る道すがら、気の合ったタクシーの運転手さんだとか、近所の仲良しの子どもとかに、「おひとつどうぞ♪」とおすそわけしながら帰宅しました。

来週末は、早起きをし、近所のスーパーの特売に出かける賢い主婦のように、朝市に出かけたいものです。