ブータンの日替わりランチ
年始は2週間ほど日本に出張しており、昨日ブータンに戻ってまいりました。
今日は久しぶりのブータンでの仕事。
今週は少し大きな政府のミーティングがあり、準備に追われている間に、
あっという間に時間が経ってしまいました。
そんな仕事の合間の、一番の楽しみがお昼ごはん!
いつも職場のカフェテリアで食べています。
カフェテリアでは、日替わりランチ(野菜or肉)やおそばなどが食べれるのですが、
今日は日替わりランチ(肉)を注文しました。
今日の日替わりランチは、わりと典型的なブータンのごはん。
こんな感じです。
ブータンでは、お米をたくさん食べます。
「こんなに!」と思うほどのごはんと、味付けの濃いおかずの組み合わせがメインです。
ブータンのおかずといえば、「エマ・ダツィ」です。
チーズと唐辛子を煮込んだもの。唐辛子も野菜としてモリモリ食べます。
ブータンの人は、なにはなくとも、エマ・ダツィが大好き。
エマ・ダツィがないとごはんが始まらない、という感じです。
チーズと唐辛子の他に、お肉や野菜などを加えることもあり、
加えるものによって「○○・ダツィ」と名前が変わります。
今日の日替わり定食にはダツィが二つ。
こちらが牛肉のダツィ。
ブータンは基本的にはお肉は干して使います。
これも、干したお肉をじっくり煮込んであるので、日本の牛筋煮込みに入っているお肉のように、
筋がゼラチン質になっていてとってもおいしいです。
もうひとつのダツィは、ケワ・ダツィと呼ばれるジャガイモのダツィ。
ジャガイモが入っていると、味がまろやかになるので、唐辛子の辛さが苦手な人にはケワ・ダツィはおすすめです。
こちらはダルと呼ばれるスープ。今日のはコーンが入っています。
これは、インド料理やネパール料理に入っているものと似ているようです。
これは・・・名前は忘れてしまいました。
日本で言うとお漬物的に、ごはんについてきます。
青いのが唐辛子、それにチーズやトマト、ネギやニンニクを刻み、塩で和えたものです。
これはなかなか美味しい!ごはんによくあいます。
たまに、モモと呼ばれる餃子のようなものにも、つけあわせて出してくれるので、
これをモモにつけて食べます。 ソースよりも自然な味でずっと美味しい!
そして最後にこれがごはん。
ブータンのお米は、白いものや黄色いもの、赤いものなど様々。
この赤いお米は、ブータンの伝統的なお米で、比較的もっちりとしています。
ふつうの白いお米よりちょっと高いです。
久しぶりに食べたブータンのごはんは、なんだかいつにも増して美味しい気がして、
モリモリ食べてしまいました。
あーおいしかった。
ブータンのごはんは、繊細な味を楽しむというよりは、
おなかが空いているときに、モリモリ食べれて、元気になって、
身体もポカポカするごはん!
という感じな気がします。
食べるといっつも元気がでます:-)
今日も大変おいしゅうございました。
ごちそうさまでした。